職場や働き方へのニーズが変化している中で、従業員の生産性を高めるには何ができるのでしょうか?そのためには、従業員がいつでもどこからでもオンラインでつながり、協業できるような環境を整えることが重要です。リモートワークやオンライン会議が急増したことにより、企業は会議システムを見直す必要性に迫られています。
1.会議室の大きさ
会議室の規模やサイズに応じて機器を選定しましょう。最良のパフォーマンスを生み出すためには、そのスペースや目的、ニーズに合わせた設計が必要です。
2.会議の参加者
会議用システムの選定には、会議室から参加するメンバーと、外部からオンラインで参加するメンバー両者の人数を考慮する必要があります。
3.ディスプレイの配置
一部の参加者は画面がよく見えないといったフラストレーションが生じないように、ディスプレイの位置を調整しましょう。
4.座席の位置
座席のレイアウトや位置は、会議音響システムの設計の際に考慮する必要があります。そうすることで、会議開催時の機器のセッティングを煩雑にすることなく、それぞれの会議スペースや目的に合わせたシステム設計が可能になります。
5.参加者全員に音声が届くか
部屋の音環境を評価する概念である音響特性を正しく理解することも大切です。それぞれの環境に合わせた優れたオーディオシステムを導入することで、オンラインでの参加者も、会議室内の会話をその場にいるように聞くことができ、ストレスなく会話の輪に入ることができます。そしてすべての参加者が会議や協業に集中できるのです。機器の設置の際には、壁の薄さや人通りの多い廊下からの雑音など、騒音源もよく確認してください。
6.誰もがどこからでも参加可能か
円滑で生産性の高いオンライン会議のために設計された、さまざまなツール同士を連携することも可能です。オーディオ、ビデオ、コントローラー、レコーディング、チャットなどの機能が、インタラクティブで快適な会議体験を実現します。
7.機器のセットアップや管理は簡単か
天井や壁面、テーブルに設置されたネットワークオーディオ機器は、システムと連携して、セットアップから調整、管理や監視に至るまでをリモートで一括管理でき、ユーザーの会議用システムの利用も容易になります。このリモート管理を導入することで、どこからでも管理者がサポートでき、潜在的なトラブルを回避することも可能になります。
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● MXA910、MXA710、MXA310のようなアレイマイクロホンは天井、壁面、またはテーブルから発言者の声を正確に収音することができます。
● IntelliMix DSPは独自の音声信号処理によってノイズやエコーのない会議音声をWindows 10のPC上で実行するソフトウェアDSPです。同機能を持つハードウェアのIntelliMix P300もご用意しています。
● Microflexネットワーク・スピーカーは大きくてかさばる外部アンプが不要で、入力から出力まで秘匿性の高い暗号化音声信号を確立することができます。
● Designerソフトウェアは快適な機器構成をサポート、またSystemOnソフトウェアは遠隔管理に便利です。
会議環境の改善は、施設内すべての会議室で同じクオリティで会議が行えるようにすることが大切です。
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日常と化したオンライン会議。しかし、多くの組織では「会議室の音声が聞き取れない」という問題を抱えています。マスクやパーテーション、ソーシャルディスタンスなど、会議室ではオンラインでつなぐ相手に声が届きにくい条件が揃っています。本講演では、Shureの会議用音声機器「Stem Ecosystem」を活用して、明瞭に聞き取れる会議環境をIT担当者が構築する方法をご紹介します。
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本セミナーは、Shure MXA920 シーリングアレイマイクロホンとIntellimix Room DSPソフトウェア、そしてAVer PTC310U AI自動追尾リモートカメラとPTZ Link 外部マイクシステム連携ソフトウェアを組み合わせることで、会議用マイクの収音品質を向上させると同時に、会議用カメラが自動的に発言者を映し出すシステムの設定・構築方法について各製品の特長やデモを交えてご紹介いたします。